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Gemforex(ゲムフォレックス)でお金を稼いだら確定申告が必要?

あなたは今、FXトレードでお金を稼いで(利益を出して)いますか?
国内FX、海外FXに関わらず、もしFXトレードでお金を稼いでいるならば、そこで得た利益についてきちんと確定申告し、納税する義務が生じています。

もし、利益を出しているにもかかわらず、きちんと確定申告して納税していなければ、それは脱税です。税務署がその事実を知りえた場合、本来払わずに済んだ余計なお金まで支払わなければいけなくなり(追徴課税)、最悪の場合は逮捕されることもあり得ます。

今回は、海外FX会社「Gemforex(ゲムフォレックス)」を利用している方を例に、海外FXで利益を得た人のための確定申告方法、確定申告に必要な書類等について見ていくことにします。

Gemforex(ゲムフォレックス)のFXトレードでお金を稼いだら確定申告が必要?

FXトレードで利益を得ている場合、Gemforex(ゲムフォレックス)に限らず、定められた期限内に確定申告を行い、課税対象となる税金を支払う必要があります。

最初に説明したとおり、もし確定申告を怠ったり少しでも納税額を減らそうとして虚偽申告をしたりした場合には、悪質度合いによってペナルティが課せられてしまいますので注意しなければなりません。

あまりに悪質なケースにおいては、本来の納税額に加え、その額に40%上乗せされた『重加算税』といったペナルティが課せられます。ムダなお金を払わなくて済むためにも確定申告および納税はしっかりと行いましょう。

確定申告の手続き方法と必要となる書類

ここからは、海外FX会社でFXトレードを行い、獲得した利益に対する確定申告の方法と、手続きに必要となる書類について見ていきます。

1.確定申告が必要になる条件

はじめに、海外のFXで利益を得ている場合、どのようなケースで確定申告が必要となるのか?についてです。
確定申告が必要となるその基準額は以下のとおりとなります。

給与所得がある場合 給与所得以外の年間所得が20万円を超えている、もしくは給与収入が2,000万円を超えている
給与所得がない場合 年間所得が48万円を超えている

上記の条件に該当する方は確定申告が必要となります。

2.確定申告の方法

もし上記の確定申告条件に該当した場合には、期限内に税務署で確定申告を行う必要があります
ここからは、確定申告の方法について、手書きによる方法とインターネットを利用した場合の2種類の方法について見ていきます。

その1:書類を手書きして税務署に提出する場合

手書きによる確定申告は、最寄りの税務署もしくは役場などの『確定申告会場』行うことができます。
確定申告会場には、確定申告の担当者がおり申告書が用意されているので、この用紙に必要事項を記入して担当者に提出する流れとなります。
とはいえ今まで確定申告の経験がない方は不安だと思いますので、まずは必要な書類について説明していきます。

確定申告に必要な書類は以下のとおり

  • 本人確認書類の写し(免許証・パスポートなど)
  • マイナンバーカード、もしくは通知カードの写し
  • 給与所得の源泉徴収票(原本)
  • 年間損益報告書
  • 経費の領収書
  • 医療費の領収書
  • 社会保険料控除証明書
  • 認印

事前にきちんと書類を準備して、スムーズに確定申告を行えるようにしておきましょう。

その2:インターネットで手続きをする場合

最近ではインターネット上だけで確定申告を行うことができます
インターネットで確定申告を行う方法は、以下のとおりです。

(1)国税庁『所得税の確定申告』ページにアクセスする
(2)確定申告の作成

確定申告特集」というバナーをクリックすると「確定申告書等の作成はこちら」というボタンが表示されるので、こちらをクリックする

(3)提出方式を選択する

確定申告書作成コーナー」内にある「作成開始」ボタンをクリックし、「e-Taxマイナンバーカード方式」「e-Tax ID・パスワード方式」「印刷して提出」のいずれかを選択します。

「e-Taxマイナンバーカード方式」による手続きは、『マイナンバーカード』と『ICカードリーダライタ』による本人確認が必要です。

「e-Tax ID・パスワード方式」は、税務署で発行されたID・パスワード方式の届け出完了通知を利用して行います。

「印刷して提出」の場合は、システムが数字の計算と確定申告書の作成を代行してくれるので、入力するためのデータだけ用意しておきましょう。

確定申告書が完成したらPDFにて出力されますので、あとはA4印刷するだけで確定申告書の作成は完了となります。
印刷した確定申告書は、郵送にて税務署に郵送しましょう。

確定申告に関する注意点

ここからは、確定申告において注意すべき点についてご説明します。
確定申告には『青色申告書』、『白色申告書』のどちらかを使用しますが、それぞれ特徴が異なります。

(1)青色申告書

青色申告書を使用した場合、税金控除や経費の申請によっては、白色申告書よりも多く節税することができます。

確定申告では、保険料や経費による控除がとても大事です。
海外FXトレードで獲得した利益は、給与所得や不動産所得に合計して課税する『総合累進課税』となるので、これらの控除項目を適用することができるものです。

手続きや入力する項目は多くなってしまいますが、より多く節税したいと考えるならば、青色申告が有利です。しかし、開業届青色申告の承認申請の手間、複式簿記による元帳を作成しないとならないこともあるので、サラリーマンの方で数十万円の所得いう場合は、次の白色申告で十分でしょう。

(2)白色申告書

白色申告書は、特別な手続きや難しい記入は不要、簡単な手続きを行うだけで確定申告できるというものです。
青色申告書のように保険料や経費による税額控除はできませんが、難しい手続きをせずとも、簡単に確定申告を行えるメリットがあります。

収入総額があまり多くない方、確定申告をすぐに終わらせたい方には白色申告がおすすめです。

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まとめ

今回の記事では、海外のFXトレードで獲得した利益における確定申告方法と、必要となる書類について説明してきましたがいかがでしたか?

トレード初期段階ではあまり大きな額でのトレードは行わないと思われますが、経験や実績を積んで資産が増えてくれば、より多くの利益を得ることになります。そうなれば、必ず確定申告と納税が必要となってきます。

きちんと確定申告することで節税につながりますし、未申告によるペナルティを避けることができますので、しっかりと確定申告は行うようにしましょう。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

参考文献

  • 国税庁ホームページ
    https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/kakutei.htm
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