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Gemforex(ゲムフォレックス)は信託保全・分別保管ありなし?XMと比較も

自宅にいながらネット環境とパソコン・スマホがあれば資産運用できるFXトレードは、今や本業のみならず副業としても大きな注目を集めている人気投資手段の一つです。

国内FX会社は日本の金融庁の影響で様々な規制がかかり、あまり大きな勝負を仕掛けることは出来ないものの、海外FX会社の場合には、1,000倍や3,000倍といったハイレバレッジ、追証の必要がないゼロカットシステム、豪華なボーナスキャンペーンなど、海外FX初心者や資金の少ないトレーダーにとって魅力的な条件が揃っています。

海外FX会社がたくさん存在する中、多くの日本人トレーダーに人気のFX会社の一つに『Gemforex(ゲムフォレックス)』があります。このGemforex(ゲムフォレックス)、世界最狭水準のスプレッドや魅力満点のボーナスキャンペーンなど、トレーダーの心をくすぐる様々な仕様でFXトレードを楽しませてくれるのです。

しかしそんなGemforex(ゲムフォレックス)でも、自分の大切な資産を預けるわけですから
「大切な資産を預けて大丈夫なのだろうか?」
と、思う方もいるのではないでしょうか?

今回は、世界トップクラスの人気と実力を誇るGemforex(ゲムフォレックス)の資産管理方法と、信託保全・分別保管に関する情報について見ていきます。

Gemforex(ゲムフォレックス)には信託保全があるのか?

FX会社に選ぶ際にぜひ注目しておきたいのが『信託保全』があるかどうかです。
この信託保全とは、サービスを提供しているFX会社が顧客資産を保証するための資産管理方法の一つ。
顧客資産(証拠金)を、FX会社の固有の資産としてではなく、顧客の資産として分けて管理するため、信託銀行と信託契約を締結し、顧客資産をFX会社と切り離して保管するものとなります。
そのため、万が一FX会社が倒産した場合でも顧客の大切な資産は守られます

この信託保全をFX会社が導入しているかどうかは、トレーダーにとって非常に重要なポイントになります。

では、Gemforex(ゲムフォレックス)は信託保全を導入しているのか?を見てみましょう!

Gemforex(ゲムフォレックス)は信託保全を導入していない

Gemforex(ゲムフォレックス)の公式サイトのFAQのページを見てみると、Gemforex(ゲムフォレックス)の資産管理に関する記載として“お客様の運用資金と同額の資金を分別保管しております。”と書かれています。

つまり、Gemforex(ゲムフォレックス)では信託保全は導入していませんが、『分別保管』という別の管理方法で顧客資産を保管しているわけですね。分別管理は、運営会社の運転資金や現預金と、顧客から預かった資金を別口座で管理するというものです。

これに対し、信託保全制度は万一運営会社が経営破綻した場合、運営会社以外の団体(例えば政府や銀行、保険会社といった第三者)が顧客資産の一部または全部を補償してくれることを意味します。日本の場合、金融機関1社あたり1,000万円まで信託保全契約をすることが各金融機関に義務付けられています。

残念ながら、Gemforex(ゲムフォレックス)は信託保全制度は未導入で、分別管理のみ実施しているとのことですから、預金が100%補償されている訳ではないと認識してください。そもそも、最大1,000倍のハイレバレッジですから、大きな資金を預ける必要はありません。

Gemforex(ゲムフォレックス)の資産管理方法とは?

そこで気になるのは、分別保管とは具体的にどのような管理方法なのか?ということです。

信託保全ほど安全とは言えませんが、分別保管もしっかりとした資産管理方法の一つ。
分別管理では、単に顧客資産を運営会社の銀行口座と別口座で管理しているのではなく、外部弁護士などの受益代理人を立てて、運営会社が顧客資産を受益代理人の許可なく引き出せないなどのルールを設けていることが通例です。

つまり、顧客資産とFX会社が保有している銀行預金とを分けて管理する方法のことを言います。この管理方法は金融管理当局が定めている規定であり、しっかり分別管理されている資産に関しては、会社が突然破産状態になってしまったとしても預金元本が戻ってくる仕組みになっています。

Gemforex(ゲムフォレックス)では「単に会社の資産と顧客資産を金融機関で分別管理しているわけではなく、顧客資産と同額の資金を信託銀行にて預託して倒産隔離」することで顧客資産を保全しています。

つまり、他のトレーダーから預かっている資産を別のトレーダーの利益に充当しているわけではなくて、常に預かっている資産以上の資金を預託しているということなります。これであれば信託保全にも似た安心感がありますね。

Gemforex(ゲムフォレックス)の資産管理における注意点

さて、Gemforex(ゲムフォレックス)では分別保管(管理)によって顧客の資産管理をしていると述べてきましたが、ここからは分別保管における注意点について見ていきましょう。

分別保管はしっかりとした資産管理方法の一つではありますが、顧客資産と同額を信託銀行に預けているだけなので、もしGemforex(ゲムフォレックス)が倒産した場合、資産が返ってこない可能性は0ではありません。

そのため、Gemforex(ゲムフォレックス)だけに口座を作り資産を預けるのではなく、他のFX会社、もしくは銀行にも分散管理してことが大事です。分散管理をしておけば、Gemforex(ゲムフォレックス)で資産を失ったとしても他の金融機関にも資産を預けているため一文無しになるという心配がなくなります。

自分の大切な資産をすべて失うことがないよう、FX取引に必要な資金のみを口座に入金して管理するようにしましょう。

Gemforex(ゲムフォレックス)とXMの資産管理方法を比較する

ここでは、Gemforex(ゲムフォレックス)最大のライバルXMとの資産管理方法について比較を行っていきます。
Gemforex(ゲムフォレックス)とXMは、共に世界トップクラスの海外FX会社。両社の資産管理方法は以下の通りです。

ゲムフォレックス XM
信託保全

なし

一部信託保全

(最大100万ドルまで)

分別保管 あり あり

Gemforex(ゲムフォレックス)およびXMは、どちらも分別保管によって顧客の大切な資産を管理しています。
ただし、Gemforex(ゲムフォレックス)とXMの大きな違いは、

『XMが一部だけでも信託保全を導入している』

ということにあります。

XMはが顧客資産を最大100万ドル(日本円で約1億円)まで保証しているので、ほとんどのトレーダーは全額の資産が返ってくると思って大丈夫です。

もしXMで100万ドル以上の資金を稼いでいるトレーダーがいるのでしたら、口座残高が100万ドルを越えないよう、こまめに出金するなど調整するようにしておきましょう。
100万ドル以内であれば、XMの信託銀行からしっかりと保証を受けることができます。

このように安全性については、比較するとXMに軍配があがりますが、分別保管を徹底しているGemforex(ゲムフォレックス)が危険な業者とは言えません。そもそもリスクオンマネーとなるFX資金に、全財産を預けることは避け、取引に必要な資金に絞って運用するようにしてください。

超優良企業といわれたリーマンブラザースや日本の山一證券の破綻を経験した訳ですから、国内外問わずFX業者うあ証券会社自体がリスクマネーで活動しているので銀行のように安全ではありません。当サイト管理人の場合、FXトレード用資金の30%を上限にFX口座に預け、これを超える利益が出たら都度出金して銀行に預けています。

こうすることで万一の事態が発生しても、被害を最大30%に抑えられますし、感情的になってしまったときの無理な取引による損失も限定的に抑えられます。ご参考になれば幸いです。

 

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まとめ

今回の記事では、Gemforex(ゲムフォレックス)の信託保全と資産の管理方法について、ライバル会社のXMとの比較を交えながら見てきましたがいかがでしたか?

日本人トレーダーであれば、海外FX会社を利用する際、顧客資産の管理方法についてもしっかり知っておく必要があります。
これから海外FX会社を利用するという方、もしくはすでに現在利用している方でも、FX会社の資産管理方法については事前に自分でしっかりと確認しておきましょう!

大切な資産を守るために、今回の記事で紹介した内容が参考になれば幸いです。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

参考文献

  • FXでかつための資金管理の技術
    Gemforex(ゲムフォレックス)-Amazon書籍「FXでかつための資金管理の技術」
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